「フリーになったけど年賀状ってどうすれば…」
「イマイチなんて書けば良いのかわからない」
という人も多いのではないでしょうか。
プライベートの年賀状とはまた違いますので、出来れば文面も分けたいところ。
最低限の文面はそのまま型を真似て、その他にオリジナリティを出せばいいのではと思うので、
今回はそのまま使える年賀状文面ビジネス編をまとめて紹介したいと思います。
文面の前に…
基本的な知識をおさらいしておきましょう
賀詞(祝意を表す言葉)
ビジネス用に適した賀詞と、適さない賀詞があるので
覚えておきましょう。
ビジネス用
謹賀新年
恭賀新年
謹んで新年のお慶びを申し上げます
謹んで新春の寿ぎを申し上げます
明けましておめでとうございます
プライベート用
寿
賀
春
新春
迎春
賀正
賀春
頌春
新年おめでとうございます
新春のお慶びを申し上げます
Happy New Year
忌み言葉
年賀状で使うべき言葉、気をつける言葉です。
「枯れる」「衰える」「破れる」「失う」「倒れる」「滅びる」などは使いません。
「去る」も避けたい言葉なので、「去年」ではなく「昨年」「旧年」としましょう。
文例一覧
1
謹賀新年≪賀詞≫
皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます
旧年中は一方ならぬ御高配にあずかり誠にありがとうございました
今年も何卒ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします
皆様に益々ご繁栄がありますよう心よりお祈り申し上げます
平成〇年 元旦
2
恭賀新年≪賀詞≫
旧年中はたいへんお世話になり誠にありがとうございました
今年も旧年同様よろしくお願いいたします
本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます
平成〇年 元旦
3
謹賀新年≪賀詞≫
ご丁寧にも賀状を戴きまして恐縮に存じます
昨年末は例年になく多忙をきわめ 誠に不本意ながらどなたにも年賀状をお出しできずにおりました
遅ればせながら 御社のご繁栄をお祈り申し上げるとともに
本年も引き続きご芳情を賜りますよう よろしくお願い申し上げます
平成〇年 元旦
4
謹んで新年のお慶びを申し上げます≪賀詞≫
新年早々 賀状を頂きましてありがとうございました
皆様が お元気で新年をお迎えられたことを心からお慶び申し上げます
賀状が遅れましたことを深くお詫び致しますとともに 皆様の今年一年にご多幸がありますようお祈り致します
本年も旧年同様の宜しくお願い申し上げます
平成〇年 元旦
5
謹賀新年≪賀詞≫
貴社の益々のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
平成〇年 元旦
6
謹賀新年≪賀詞≫
昨年中は格別のご厚情にあずかり心より御礼申し上げます
本年もよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます
平成〇年 元旦
7
謹賀新年≪賀詞≫
皆様のご健勝とご多幸をお祈り致します
本年も相変わらぬご支援の程お願い致します
平成〇年 元旦
8
謹んで新春のお喜びを申し上げます≪賀詞≫
輝かしい新年を迎え 皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます
平成〇年 元旦
9
謹賀新年≪賀詞≫
輝かしい年頭にあたり 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
本年もよろしくお願い申し上げます
平成〇年 元旦
10
謹賀新年≪賀詞≫
旧年中は格別のご厚情を賜わり厚く御礼申し上げます
本年も相変わらずご厚誼の程 偏にお願い申し上げます
平成〇年 元旦
11
年頭にあたり謹んでご祝詞を申しあげます≪賀詞≫
旧年中は格別のお引立てを賜わり厚くお礼申し上げます
本年も倍旧のご愛顧のほどひとえにお願い申しげます
平成〇年 元旦
12
謹賀新年≪賀詞≫
年頭に際し貴社益々のご発展をお祈り致します
本年も尚一層のお引き立てとご愛顧の程お願い申し上げます
平成〇年 元旦
まとめ
プライベートとビジネス用の年賀状を分けるように心がける。
ビジネス用の年賀状には適さない賀詞に注意。
個人的には、当たり障りのないデザインとこの文面だけで年賀状がきても
なんの印象にも残らないので3秒で忘れます^^;
印象に残るあなただけの「なにか」を付け加えることをオススメします^^
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