パーマ液『チオ』と『シス』の違いとは?還元剤まとめ

パーマ液『チオ』と『シス』の違いとは?還元剤まとめ

美容師であれば知らなきゃまずい基礎シリーズ。

ですが…

美容師免許をとって、美容室に就職して、

お客様にわかり易く違いを説明してと言われたら出来ますか?

私は多分うまく出来なかったと思います(笑)

 

美容師であれば、何を聞かれても応えられるようにしたいものですよね。

改めて免許を取って10年以上たつので、復習の意味も込めて記事を書いていこうと思います。

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「チオ」と「シス」の違いは?

「チオ」がジャイアンで、「シス」がのび太。

という面白い回答もありましたがw

 

簡単に言うと薬の強さの違いです。

当然強い方が痛みます。

実際に実験している動画もあったので参考にしてみて下さい。

 

 

では詳しく説明してまいります。

※私もうろ覚えな部分が多く、色々なサイトから引用させていただきました^^;

医薬部外品に分類されるモノ

チオ(チオグリコール酸)

分子量が小さく毛髪内部に浸透しやすく、還元力の強い還元剤なのでウエーブ形成力が強い。

チオグリコール酸自体は、とても強い酸なのでアンモニアなどのアルカリで中和された塩として使用されます。(チオグリコール酸単体では危険&難しいためほぼ使われない)

シス系と比べると弾力感、リッジ感、エアリー感のあるカールを出す事ができる
ダメージ毛に対してはチリつきやパサつきが出やすい
シスに比べて臭いが強い

 

シス(システイン)

システインが毛髪に含有されるアミノ酸の一つでもあるため、

チオグリコール酸よりマイルドな還元力で質感がしっとりして自然なウエーブができる。

ダメージによって流出したアミノ酸の一部を補うのでチオ系に比べて毛髪への負担が少ない

 

 

シスチオ

その名の通りシスとチオのをMIXしたもの

 

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化粧品に分類されるモノ

化粧品に分類されるのでサロンでは「コスメ系」などといって使われますが

髪を痛めないわけではないので、コスメ系=安全だと思わないように注意したいところです。

 

システアミン

分子量が小さいため毛髪になじみやすく浸透しやすい。
他の還元剤に比べウエーブ形成力が大きく、アルカリ度も低く
低いpHでカールを形成できる
臭いが強くチオ以上に皮膚に対して影響があるので注意が必要
シスに近い質感で柔らかく、手触りがいい

サルファイト

亜硫酸塩とも呼ばれる。

過剰にシスチン結合を切らないため還元力は弱い
ダメージのひどい毛髪には有効
仕上がりはやわらかい手触り

優しいというイメージがある一方、高いアルカリで使用するため
そこでのヘアダメージは当然あるようです。

 

チオグリセリン

健康な髪の毛にしっかりパーマを変える事が出来る薬剤。

アルカリの成分が多くなるほどしっかりとかかるが髪の毛にあたえるダメージもあり、またカラーの褪色を促す傾向もある

濃度が濃いと 頭皮や肌の
トラブルになりやすいという欠点がある。

 

ラクトンチオール

ブチロラクトンチオールや、
商品名であるスピエラとも呼ばれることもある。

毛髪の茅盾作用を伴わずにシスチン結合を切る事ができる
アルカリ剤を必要としないので毛髪の中の酸化染料やタンパク質の
流出を防ぐ事ができる(酸性でも還元するので
酸性パーマでよく使われる還元剤)

臭いがキツイらしいです^^;

 

GMT

別名グリセリルモノチオグリコレートやチオグリコール酸グリセリルなど。

加温しないと健康毛に対してウェーブを出す力が弱い。

毛髪に対してのダメージが少なく、また膨潤が少ないのでカラーの褪色も少ない。

ニオイはチオと同等程度。

 

アルカリでは無理なときに重宝するが、

還元力自体はそこまでないので、使いどころは少ない。

引用:

http://www.go.tvm.ne.jp/~hirolin/wavebasic.html

http://do-s55.com/archives/5432

まとめ

チオとシスの違いは、薬の強さの違いで、チオのほうが強い。

 

他にも沢山種類はありますが、実用的なチオとシスが最低限わかっていればOK。

 

そんなに覚える必要もないですし、最近は色々な還元剤が
ミックスされているので(化粧品登録の薬でも、数%であればチオが入っていてもOKだったり)

 

自分が使っているチオとシスの特徴、

そしてコスメ系と言われる商品も安全性をしっかり考えて使う

という事は、徹底していきたいですね。

 

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