美容師ウーバーが遂に始まるという事が話題になっていますが…残念ながら場所はアメリカとドバイ。
ウーバー美容師ってどういう事?
そもそもウーバーって何?
日本での実用化はあるの?
と気になる人も多いと思うので、今回は概要やウーバーについてと、世間の反応についてまとめてみました。
概要
ウーバー(UBER)と、ドバイのビューティテック企業bgXは、プレステージ性のある美容師派遣サービスについて提携し、ロンドンとドバイでサービスのためのプラットフォームを立ち上げた。
この事業を成功させる上で重要となるポイントは2つある。プロの美容師にいかにアプローチするかと、彼らを顧客の自宅にどう運ぶかだ。「われわれは、顧客の予約を管理し、美容師が顧客のもとでスムーズに施術しているかどうかをチェックし、サービス終了後は美容師を効率的かつ無事に元の場所に帰さないといけない」とラフィCEO。それが、ウーバーとの提携によって可能になった。
同様の美容師派遣サービスを手掛ける事業者にとって、ビジネスの障害となっていたのは、予約を受けて、顧客の自宅から自宅へと美容師が移動する際の輸送方法であり、それが1日の予約数を制限もしていた。また、フリーランスの美容師の技術レベルがバラバラなことも課題で、収益化が難しかった。
「われわれのアプリは、技術革新によってフリーの美容師に利益をもたらし、顧客が減っているヘアサロンにもチャンスを提供する」とラフィCEO。つまり、ヘアサロンはこのサービスに登録すると、1km圏内の美容師の移送や、分析ツール、スタッフの労務管理などのサービスを受けることができる。ヘアケア製品や化粧品などの販売を通して、売り上げ拡大も見込めるかもしれない。
bgXは、顧客とヘアサロン・美容師の双方に使いやすい設計になっている。顧客はアプリにログインし、希望のサービスを登録すると、近隣のヘアサロンから連絡がくる仕組みだ。予約すると、ヘアサロンは派遣する美容師を決め、顧客はそのプロフィールを確認することができる。そしてウーバーが美容師をピックアップし、顧客のもとへ送り届ける。
料金は髪型やサービスごとに決まっており、顧客はメニューを見てサービスを選ぶ。たとえば、英国ではブロウで65ポンド(約9425円)だ。シニヨンなど、もう少し凝った髪型を希望すると料金は上がる。
施術が終われば、顧客は美容師に対する評価をアプリに書き込み、チップを払うこともできる。美容師も顧客を評価し、お互いに高評価であればリピート利用も可能だ。美容師は顧客情報や施術内容もアプリに書き込むため、次回担当するスタイリストは、そのカルテをもとに接客する。
将来的には、ヘア関連だけでなくメイクアップやネイルにも事業を広げようとしている。2018年内に、欧州を含む10都市でサービス開始予定だ。米国では、9月のファッション・ウイークに合わせて、ニューヨークでプラットフォームを立ち上げる。また、ロサンゼルス、ラスベガス、シカゴ、マイアミでも事業を開始する他、シンガポール、香港、オーストラリアにも進出予定だ。ウーバーがカバーしている都市ならば、どこでも事業展開が可能だという。
引用:https://www.wwdjapan.com/580552
要は…お客さんは超気軽に美容師が呼べるし、美容師は好きな時に好きなだけ働けるよってところですね。
そもそもウーバーってなに?
簡単に言うと、、アメリカを中心に70カ国以上(2018年現在)で利用されている自動車配信アプリで、普通のタクシー以外に、一般人が自分の空き時間と自家用車を使ってお客さんを運ぶ仕組みを構築しているというのが特徴です。
日本では「これからウーバータクシー流行る!」って時に…国土交通省からNGが出たり、某タクシー会社社長が猛反発したりで、なかなか普及しなかった理由があったそうです。
しかしその後、規制緩和されて東京のみ利用できる(2018年3月現在)ようになったとか。
これらについてはまた追記していきますが…おそらく東京五輪までに、あの手この手でかなり普及するのではないかと思います。また情報は追記していきます。
その他詳しくはこちらをどうぞ〜
動画のほうがわかりやすいかも。
東京横浜ではウーバーイーツ(食べ物を運ぶ)というモノが一番利用されており、めちゃくちゃ便利です。
一般の人が自転車などで食べ物を宅配してくれるんですが、詳しくは動画を御覧ください。
因みに都心ではUBEREATSバッグ背負ってる人めちゃくちゃ見かけます。
要は、このシステムを上手いこと使って美容師もマッチングしようぜって事ですね。
日本でもウーバー美容師始まるの?
結論から言うと…法律的な問題が整わない限り無理でしょう。
もう…法改正って遅いし古いし…時代についていけない法律ってなんだかなぁですよね。
エアービーアンドビーもやっと少しずつ法律が整ってきたとか言ってますが…何年かかってんだよって話ですよね。
それを考えると…現実的には3年以上はかかりそうな予感。
そもそも論になりますが、アメリカなどのウーバータクシーが普及してる事を前提としたサービスなので、ウーバータクシーがもっと普及しない限りちょっと難しいでしょう。
ただ、「マッチング」という意味では似たようなサービスは色々と美容業界にも出てきていますね。
美容師としての様々な働き方、色々楽しみです^^
世間の反応
ウーバー美容師に関して、世間では様々な意見が飛び交っています。
女性は美容院でのカットは、2〜3ヶ月に一度の人が多いのでは。
となると、ネイルやマツエクのような、月に一度以上行くものの方が日本では良さそう。
単価もカットと同等あるいはそれ以上だし、何より毎月行くのが面倒で仕方ない。
月に一度お願いできる、年額プランとかあったらいいな。使いたい。
これはGo-Jekがインドネシアで既にやっていることと同じ。同じでも何でも良ければ真似すればいいわけですが。しかしインドネシアで聞いた話の感じだと、何でもデリバリーしてくれるから、なんだか出不精になってしまいそうですね。
他のサービスでもマッチングはいけそうですね。パーソナルトレーナー、お医者さん、ヘルパーさん等々。Uberはモビリティを確実に変え、サービスの提供のあり方を大きく変えますね。
UBER EATSもまさしくそうですが、美理容など定期的にニーズのあるサービスとの愛称は便利で良さそうですね。
UBER派遣美容師! これと同様にUBER派遣マッサージとか,保育士、介護士、トレーナー、お医者さんなどできると嬉しい。
本来なら、近くに美容院がない地方とか、街までいくのがしんどい高齢者にとって使えるサービスになんですよね。
とはいえ、日本のシェアライドではないUBERではコスト的に実現は難しそう。
とはいえ、人✖UBERという発想はもっと広がって行くでしょう。
日本はまた立ち遅れそうですが。
日本では美容法の関係上、このサービスは実現しない。
ウーバーは革新的な事を発信してる雰囲気になってるけど、誰でも考えられる事を法律無視で実行してるだけ。
ルールの範囲でサービスを作るのが日本では特に難しい。単に利便性だけではなし得ない事情が多い。ウーバーが通用するには法整備が整ってない後進国だけ。
ウーバーのサービスは日本向きではないですね…
法が足かせになっている国だけ経済効率が悪くて置いて行かれ出したら焦り出すだろう。
日本ならネイル、マツエクは需要ありそう💅💗 メイクアップはクラブやパーティが頻繁に開催され、参加時にメイク盛り盛りに気合い入れる外国ならではの文化、な気がする。https://t.co/Ihwyxtw6tr
— きみメモ👯 (@girlywave_tech) 2018年3月14日
きっとデリヘルもUBER化しますね。 / 美容師をウーバーで自宅に派遣 ドバイとロンドンでサービス開始 (WWD https://t.co/Wj9Qh7Qglu) #NewsPicks https://t.co/c1VmRx6cOS
— ®️yo ishikawa (@VANQUISHceo) 2018年3月12日
まとめ
ウーバー美容師とは、アメリカなどで始まるサービスで、美容師と顧客を繋ぐアプリ。
ウーバータクシーが普及している国では、タクシーで美容師を運ぶことが出来るのでお互いに効率よくサービスを受けられる。
日本では法律的に厳しいので、直ぐ実現することはない。ただし、様々なマッチングサービスやアプリ事業は今後普及していくと予想。
世間の声は意外と好反応。
高齢者の事を考えると、日本こそもっと普及するべきなのではないかとも思いますが…どうなることやら。
今後の展開が楽しみです。
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