「住民税って聞いたことあるけど…仕組みがよくわからない」
「いくら払えばいいのかいつもわからない」
という人も多いのではないでしょうか。
実際に私もよくわかっていませんでした。
しかし個人事業主としてそれはよくないよなぁ…と思ったので
今回は住民税について簡単に説明していこうと思います。
住民税ってなに?
2つの種類があります。
1、都道府県民税 ( 東京都は 都税 )
2,市町村民税 ( 東京都 23 区だと 特別区民税 )
この2つを合算して
都道府県民税 + 市町村民税 = 住民税
このように計算されているので、もう既にややこしいのです(笑)
図にするとわかりやすい。
出典:https://www.mmea.biz/3074/
住民って個人の事を指すだけかと思いきや、法人も含まれているので、会社にも法人税がかかります。会社の説明にについては頭がパンクするので省略します。
いくらかかるの?
1,所得割(前年の所得に応じる)
2,均等割(定額)
の2つを合算して計算されます。
1の所得割は所得の10%(市町村民税6%+道府県民税4%)。
2の均等割は大体5000円くらいですが、微妙に地域によって異なります。詳細はコチラ
出典:https://www.mmea.biz/3074/
例を見てみよう
ex:)収入200万円で給与収入だけの場合、給与所得は、
200万円 – 78万円 = 122万円122万円 - 所得控除 = 課税所得所得控除を70万円とすると122万円 - 70万円 = 52万円住民税は、所得割 + 均等割 = 住民税なので
所得割は、所得割 = 課税所得 × 10%
課税所得の52万円をあてはめると、所得割は、
52万円 × 10% = 52,000円均等割は定額で5000円なので、住民税は、
52,000円 + 5000円 = 57,000円引用:https://www.mmea.biz/3074/
200万の収入に対して住民税6万弱って高いと思ったのは、私だけじゃないはず。
納付方法は?
1,普通徴収
2,特別徴収
の2つあります。
1の普通徴収は、主に個人事業の人などが対象。市から直接納税通知書が送られてくるので金融機関の窓口などで納めます。年4 回に分かれているけどまとめて払ってもOK。
2の特別徴収は、社会保険完備の店舗に務めている人は、天引きされている事が多いです。
美容院はまだまだされていない所のほうが多い気もしますが…自分のサロンで要確認。
いつの住所基準?
1月1日元旦の住所がある自治体を基準に課税されます。
引っ越しなどの場合は気をつけましょう。
払わなくていい場合
以下の条件の場合は払わなくても大丈夫です。
1,生活保護
2、障がい者、未成年、寡婦・寡夫で、前年の所得合計額が125万円以下
3,所得が地方自治体が定めた額より少なかった場合
まとめ
住民税とは、都道府県民税 + 市町村民税を合わせたもの。
所得割と均等割を合算して決まる。
所得割は所得の10%、均等割は地域によって違うが大体5000円
普通徴収か特別徴収で支払う。
条件によっては、払わなくても良い場合もある。
色々わからなければこちらのサイトや役所に聞きに行くのもオススメです。
いやーしかし…住民税高い(泣)
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