美容業界にも革命を「クリエイター西野亮廣の頭の中」を聞いてきた

美容業界にも革命を「クリエイター西野亮廣の頭の中」を聞いてきた

お笑い芸人から絵本作家という、異色の経歴で、最近は色々な業界で注目されている

キングコングの西野亮廣さん。

 

私もそこまで彼のことについて詳しくはなかったのですが、

何度かブログを拝見させて頂き、非常に面白い人だという興味が湧いていたところに

ホットペッパービューティ主催で、西野亮廣さんのトークイベントがあるという情報が入ってきました。

 

早速参加してきたので、その内容を私なりにまとめてみました。

きっとこれからの時代に生き抜いていくためのヒントがあると思うので、よろしければ読み進めていって見て下さい。

イベント概要

1月23日18:00〜20:00

場所は舞浜アンフィシアター

料金無料

コレだけのハコを借りて無料で開催するホットペッパーさんさすが…

どんな話だったのか

「西野亮廣の頭の中」って言っても、何の話するのかサッパリわかりませんよね。

案内にも書かれていなかったのですが、私は直感で参加してみました。

 

結論から言うと、西野さんが2017年10月に発売した「革命のファンファーレ」という本の内容についてのお話で、これからのお金の話、クラウドファンディングの話、絵本が爆発的ヒットした経緯についてのお話でした。

そして、西野さんは色々なことに挑戦する人に対して、基本的てきには「やっちゃえよ」というスタンスの人なのですが、

必ず「お金と広告」という2つの問題が解決できないまま夢を諦めてしまう人が大多数なので、これらの解き方について西野さんなりのお話をしてくださいました。

 

なぜ絵を書いているのか

「キングコング」というお笑い芸人の西野さんが何故絵本を書いているのかという経緯について話してくださいました。

 

20歳ではねるのトびらが始まり、順調に人気芸人として上り詰めいていった西野さん。

25歳のときには、数々の冠番組を任せられ、地位も名誉もお金も女性も

なんでも手に入った時に、1つだけ「スターになっていない」という事に気がついたそうです。

「今一番売れているのになぜ?」

と思い、出た結論は

「先輩方がひいてくださったレールの上を走っているだけだから、ぶつかるのは当然」

ということでした。

 

「スターになるには自分で違うレールを引かなかれば無理だ」

と思った西野さんはテレビをやめることにしたそうです。

 

人気絶頂の時にこの決断をする勇気は相当のものですよね…

きっと人気絶頂という所まで上り詰めた人だからこそ、見えてきた視点だろうなぁと思いました。

絵を書いた経緯

そんな時に飲みあいていると、タモリさんに「絵をかけ」と言われ、興味が無いけどとりあえずやってみたそうです。(タモリさんすごい…w)

 

この「とりあえずやる」ということが、めちゃくちゃ大切で、多くの人が出来ないことですよね…。

 

そこで、絵を書くことを決めた西野さんは、やるからには「プロの絵本作家に勝つ」という最低ラインを決め「どうやったらプロに勝てるか」

という事を日々模索。

「自分は絵は素人だから、勝てる所で戦わなければ無理」

そう思い買っているところを探して逆算していったのです。

 

画力や人脈など、負けている所だらけだった西野さんが勝てる所

それは「時間」でした。

 

プロは短いスパンで絵本を出すしかないのですが、西野さんは1作品にとにかく時間かけ、

100ページくらいあるコスパ悪い作り方をした結果、4年かけて本が完成。

 

ここで西野さんが勝負の鉄則というお話をしてくださり、

「勝負というのは競った時点で負け」

というお話で、西野さん御自身の20代前半は争っていたから、勝ったとしてもある程度の勝ちでしかなかったといいます。

 

コレに関しては私も同感で、美容師も自分の売り、自分にしか出せない売りかたをしている美容師さんは大ヒットしていますよね。

そういう美容師さんが増えていく事が、私の理想世界でもあります。

 

脱線しましたが、

4年書けて西野さんが作り上げた処女作がこちら。

誰に見せても評判がよく、絶対売れる!と思っていざ売り出した結果は

3万部。

とても大ヒットと言われる数字を叩き出せ無かった事に疑問を感じ、

次回作は必ず売れると出した作品がこちら

しかし結果はまたも3万部。

いいもの作ったけど売れず…

しまいには世間で

「キンコン西野何してんの?おわこんじゃね?」

と言われる始末。

そこで西野さんは、

「毎日作り続けたけど、お客様の手に届かなければ何もしていないということと同じ

ということに気が付き、作るということを再定義することに。

 

絵本作家として、作品を作ることは当たり前。

なのに売れなかったのはお客さんに届くまでの導線をデザインしていなかった事だと気が付きました。

物質的には作品を作っているけど、届けることを(吉本や出版社に)に任せていた。

作ることしかできない=かっこいいと思っていた。

 

これは美容師にもめちゃくちゃ当てはまる話だなぁと思いました。

いくら素晴らしい技術があっても、売ることを任せる、つまりホットペッパーやインスタなどのツールに頼るだけでは売れるお客様は増えないですよね。

 

そこで西野さんは「絶対に売る」と心に決め、きちんと売ることに向き合いました。

まずはじめに、物を売る立場なので、消費者側にまわり考えてみた所、

「生きていく上で必要かどうか」という事。

とはいえそれ以外のモノも買ってしまっている置物とかもあります。

 

作品にはお金を出さないけど、おみやげにはお金を出す。つまり

「おみやげは思いでを思い出す装置として必要だから」

ということで生活必需品側にカテゴライズされ、物が売れるという答えに導きました。

 

第三部作として発表したこちらの作品。

30万部以上売れ、映画化も決まって大ヒット。

なぜ、前作品が3万部しか売れなかったのに、こんなにもヒットしたのか。

その理由について語って下さいました。

自分の作品をお土産化

おみやげにすればモノは売れるが

「おみやげにするには体験が必要だ」と思った西野さんが何をしたかというと

絵本の原画のリース貸出を無料にし、全国誰でも使ってOKとし、

高校生からサラリーマンまで、自由に原画展を開催してもらったのです。

そこの出口で「おみやげ」として絵本を売ると飛ぶように売れたのです。

出典:https://lineblog.me/nishino/archives/8849895.html

 

物を売ろうと思ったらキーワードはおみやげ

おみやげは流行りなんてない。普遍的なモノ。

 

どうやって作るのか

まず、西野さんが絵本を作る上で抱いた疑問。

「世の中のものはほぼ分業制なのに、なぜ絵本は一人で作っているのか?」

という事でした。

その理由は簡単で、「お金をかけられないから一人で作るしかない」という事でした。

 

きっと絵本も分業の方がいいと思っている人は沢山いる。

ただそんなアイデアになんの価値もないということ。

誰でも思いつくアイデアが形になっていないという事は大きなチャンスだと気がついたのです。

 

私は色々なアイデアを考えるのが好きなのに、行動しなかった自分にとても耳が痛いお言葉でした^^;

 

そこで、最初にやったのは資金調達でした。

方法としてはクラウドファンディング。

結果的に1万人、5600万円集まったそうですが、

 

クラウドファンディングはお金のなる木ではないこと(失敗する人も多い)、著名だからと言って集められるわけではないという事(ロンブー淳は失敗)があるそうです。

 

成功するためには

・お金とは何か

・クラウドファウンディングとは何か

という問に明確に答えられなければ、絶対に成功しないという事を教えて下さいました。

少し考えてみて下さい…

 

 

 

 

ここで西野さんが定義する答えは

お金とは信用

クラウドファンディングとは信用をお金に両替するための両替機

という事でした。

詳しく書いていきます。

 

信用を稼ぐ

ここで西野さんは、ホームレスの小谷さんという方の紹介をしてくださいました。

私は存じ上げなかったのですが、ホームレスなのに毎日お寿司を食べたり、好きな時にハワイに行ったりと、「お金をもっていないけど、お金に困っていない」という生活をされている方でした。

引用:Twitter

 

西野さん曰く、彼は「現代のお金を完全に捉えている人間」という事で

1日を50円で売っていて

「庭の草むしりをして」と言われれば50円で依頼を受けるそうです。

 

しかし、依頼者からすれば朝から晩まで草むしりをしてもらうと、

昼ごはん、夜ご飯、時には飲み代までご馳走してもらい

しまいには「今日は本当にありがとう」と言われるというのです。

仮に最初の段階でを1万円頂いていたら、こんな事になりませんよね。

彼はお金の代わりに信用を稼いでいるのです。

 

そんな彼は、感謝される生活を続けたところ…

信用稼ぎまくり、半年で結婚w

 

ホームレスが結婚というのもこれまたビックリですよね^^;

しかし、結婚はしたものの、披露宴をするお金がないと困った彼は

クラウドファウンディングを利用し、

1口4000円で披露宴に参加リターンをつけ応募。

その結果…

なんと2週間で250万円稼いだのです。

sugeeeeeeeeeee!

当然支援したのは、これまで彼を50円で買った人たち。

 

彼はお金持ちではないけれど信用持ちだったのです。

出典:https://manuke.jp/homeless/

 

西野さん曰く、彼は最先端の稼ぎ方えをしていて、これからの時代

クラウドファンディングみたいな信用をお金にする両替機はどんどん増えていくので、

信用さえあればお金を作れる時代になっていくと言うことでした。

 

実際に西野さんが行ったクラウドファウディングで集まったお金も5600万ではあるものの、購入型のクラウドファウンディングだったので(他に金融型、寄付型がある)5800万円使って、200万円マイナスになったそうなのです。

しかし、西野さんが欲しかったのは、お金ではなく1万人という支援者だったのです。

これからの時代の売り方

例えば2人で本を作ったら2冊売れるのですが、

10万人でつくったら10万冊売れるというのが西野さんの考え方。

 

つまりお客さんを増やすのではなく、作り手を増やすという事に力を注いだ結果

1万人で作ったので予約段階で1万部売れたという事になったのです。

資金調達のタイミングは、集客のタイミングでもあるので、とにかく作り手を増やすことがキーワードになってくるということでした。

 

これは、美容師がスタイリストとしてデビューした時に、

アシスタント時代のお客様がそのまま顧客になって下さる現象と同じだなぁと感じました。

「自分が応援したからこの人は活躍できている」

とお客様に思って頂ける仕組みを考えるといいのかもしれませんね。

著作権について

絵本を作る上で一番邪魔なのは著作権だったそうで、西野さんは著作権をフリーにしました。

すると、保育園や、電車、しまいにはAVまで出てしまったそうですw

ですが、それでも作りてが増えるという事はOKというスタンスなんだとか。

 

ディズニーのように著作権が厳しいものはつくり手が限られるので自分たちで宣伝するしかないのは時代遅れ。

お客さんが宣伝力を持っているこの時代だからこそ著作権をなくすべき

という事でした。

確かに…

SNSの拡散力、利用しない手はないですね。

 

最後に

天才のなり方について話して下さいました。

 

「人は環境に支配される生き物。

極端な環境を設けたときに伸びる、要は才が発生するので

極端な環境を自分にあたえてしまう事で天才になれる。

人と同じような環境でしていても天才にはなれない。」

 

というお話で締めて下さいました。

 

 

まとめ

今回、西野さんのお話を聞いてきて感じたことは

凄いパワーのある人だという事と、人を惹きつける喋りが上手いという事でした。

パワーや勢いのある人だからこそ、色んな人が協力してくれるという事はとても大きなポイントですよね。

 

そして内容に関しては、とても時代にあったお話をされていて、美容師にも参考になる点も多かったのではないかと思いました。

 

美容師でも信用さえあればなんでも売れますよね。

以前務めていた先輩美容師さんは、お客さんに勧めた商品はなんでも売っていました。

要は「あなたが薦めてくれるのであればなんでも買う」状態です。

それは日頃から素晴らしいサービスを提供しているという信用があるからこそ出来る売り方ですよね。

 

ただ個人的に1つ賛同出来なかったお話があり、「本業でマネタイズしたら負け」

というお話で、本業以外に収入の柱があるから本業に集中できる…的な事をおっしゃっていました。

 

私としては、お客様にとって唯一無二の美容師になることが出来れば、美容師という本業でいくらでも登りつめることが出来るのではないかと考えています。

そんな美容師さんが増えていくことが、私の目標です。

 

どちらにしても、今回とっても素晴らしい企画をしてくださったホットペッパーさん、西野さん、スタッフの方々に感謝申し上げます♪

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