クリエイターに人気の高いファッションブランド「コムデギャルソン」
個人的にも大ファンで、いつも素晴らしいデザインを見て心を踊らせています。
そしてギャルソンの服を着ると、凄く褒められる事が多いです♪
「ギャルソン好きでも、デザイナーさんのことまで詳しく知らないよ」
という人も多いのではないかと思ったので、今回は
コムデギャルソンのデザイナー川久保玲さんのプロフィールや経歴などについて書いていこうと思います。
美容師にとってとても学びになること、通ずることも多いと思うので、是非読み進めていってみて下さい。
プロフィール
出典:http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY200912170283.html
名前:川久保玲(かわくぼれい)
生年月日:1942年10月11日
年齢:75歳(2018年1月現在)
出身地:東京都
出身校:慶應義塾大学文学部哲学科卒業
経歴
大学卒業後、株式会社旭化成宣伝部に入社。
3年で退職し、フリーランスのスタイリストになる。
1969年、ファッションブランド「コムデギャルソン」を立ち上げ、製造・販売を開始。
1973年、株式会社コムデギャルソンを設立。
1975年、東京コレクション初参加
1981年、パリコレクション初参加。
2001年、芸術選奨受賞。
2012年、ファッション界のオスカー賞と称される、米「CFDAファッション アワード(国際賞)」を受賞
2017年、NYメトロポリタン美術館で「Rei Kawakubo/Comme des Garcons Art of the In-Between」展開催。
インタビュー嫌い、写真嫌いで知られメディアの前にはあまり登場しないそうです。
コムデギャルソンとは
コムデギャルソン自体知らないという人も、いるのではないかと思いますが
そんな人はまず作品をご覧になって頂いたほうが、よりわかりやすいでしょう。
(個人的に気に入ったレディース作品だけ抜粋して紹介します^^;)
出典:http://www.foundation-garment.com/article/2016aw_cdg3.html
出典:https://www.pinterest.jp/mana1215/%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%83%87%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3/
出典:https://i-d.vice.com/jp/article/j5mmd3/meet-one-of-the-worlds-most-obsessive-comme-des-garons-collectors
出典:https://i-d.vice.com/jp/article/j5mmd3/meet-one-of-the-worlds-most-obsessive-comme-des-garons-collectors
出典:https://www.pen-online.jp/fashion/comme-des-garcons-homme-plus/comme-des-garcons-homme-plus-2017-ss-menscollection/
出典:https://tenpomap.blogspot.jp/2016/02/news2016-17-aw-womens.html
出典:https://www.amazon.co.jp/COMME-des-GARCONS-PLAY-%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%83%87%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E6%98%A5%E5%A4%8F%E7%94%A8%E5%8D%8A%E8%A2%96%E6%81%8B%E4%BA%BA%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88T%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%84/dp/B071P1HCYH
その他詳しい事くはこちらをご覧になってください。
公式サイトがまた、たまらない(笑)
意味分からないという事で一時期話題にもなりました。
公式サイト:http://www.comme-des-garcons.com/
名言
世界で活躍するクリエイターの名言は、美容師にとっても突き刺さるものが多くあります。
自分の生き方、働き方のヒントにさせて頂きましょう。
無駄や失敗があっても、外へ自力で行って、
なるべくたくさんの人と競争しないと、
新しい力は生まれません
本当は私だってそんなに強くはないですよ。
ただ、強気のふりも時には必要です。
どうしよう、としょんぼりしているだけでは何も変わらない
他の人と同じ服を着て、そのことに何の疑問も抱かない。
現状を打ち破ろうという意欲が弱まってきた風潮に
危惧を感じます
本人の中身が新しければ、着ているものも新しく見える。
ファッションとは、
それを着ている人の中身も含めたものなのです
効率だけを求めていると、
将来的にはいいものが作れなくなってしまいます
作品に対し、「よかったですね」「綺麗だったですね」と
全員から評価を受けたら、不安でしかたないです。
そんなにわかりやすいものを作ったのかと、
自己嫌悪に陥ってしまいます。
無視されるよりも、けなされるほうがましです。
言いたいことは全部、洋服の中にある
いちばん大切なものは、仕事。コムデギャルソンの仕事に共鳴してもらい、ギャルソンの服を着た人がドキドキしたり、何か感じてもらえることが一番大事。
作り手の側も1番を目指さないとダメ。『2番じゃダメですか』と言い放った政治家がいました。けれども、結果は1番じゃなくても、少なくともその気持ちで臨まなければ。1番を目指すから世界のトップクラスにいることができる
ものを作る時に、どういう評価を受けたいとか、
何か自分のメッセージを伝えたいとかいう
目的はないんです。
その時にかっこいい、
綺麗だと思うことを形にするというのがスタートです
ファッションはたった今、この瞬間だけのもので、
それを今着たいと思うから、ファッションなのです。
はかないもの、泡のようなもの。
そんな刹那的なものだからこそ、今
とても大切なことを伝えることができるのです
すでにみたものでなく、
すでに繰り返されたことでなく、
新しく発見すること、
前に向かっていること、
自由で心躍ること。
何かいつも、新しいこと、強いものをと思っていて、それを続けていないと次が生まれてこないのです。
利益は結果です。でも結果は出したい。
すでにみたものでなく、すでに繰り返されたことでなく、新しく発見すること、前に向かっていること、自由で心躍ること。
いい物には人の手も時間も努力も必要だからどうしても高くなる。いい物は高いという価値観も残ってほしいのです。
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1980年代初期から直近のコレクションまで、川久保玲が手がけた150点ものウィメンズウェアが一同に会す。
つねにファッションを再考する機会を人々に与えながら、この時代における”美学”を定義する川久保玲/コム デ ギャルソンの軌跡を現地にて徹底取材します
まとめ
川久保玲さんは、これまでのファッション業界の常識を覆し、革命を起こした人と言われています。
当然常識を覆すという事は、かなりの批判もあったようですが
それにも負けない「信念」を貫き通した事こそが、世界で活躍出来た理由ではないかと思います。
美容師として、
「新しいものを生み出すこと」
「常識にとらわれない事」
「批判を恐れないこと」
「強い信念で自分を貫く事」
忘れないで生きたいですね。
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