個人情報を持ち出した事で、美容師さんが逮捕される事件が話題になっています(私の中で)
そもそもいつから個人情報厳しくなったんだっけ?
と思って調べてみると、「個人情報保護法」が施行されたのは平成17年4月。
情報社会で色々とトラブルも相次ぎ、
平成29年5月30日に改正されたという事を、今更知った私です。
え?知ってました?常識?
お恥ずかしながら知らなかったので、
フリーランスが最低限押さえておくべきポイントを書いていきたいと思います。
スポンサーリンク
1、全ての事業者が対象になった
これまでは、個人情報が5000件以下であれば、法の対象外だったのが、1件でも対象に!
「自分はフリーランスで件数も少ないし関係ないさ」とは言えなくなったんですね。
そういえば、ホットペッパーで予約して来店した可愛い女の子の連絡先を盗んで連絡していた美容師さんも話題になりましたね…。どうなったんだろう。
いやー気持ち悪い(笑)
2,新たな罰則ができた
今までは事業者を監督する省庁がバラバラだったのに対し、「個人情報保護委員会」というのが出来たそうです。
私はてっきり既にあるものだと思っていました。
個人情報を仮に売った場合に、新たに出来た罰則で
「個人情報データベース等不正提供罪」となり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられるようです。
スポンサーリンク
3,個人情報記録義務が強化
第三者から個人情報の提供を受ける場合と提供する場合、双方に記録義務と保管義務が発生し、
原則3年保管しなければならない事になりました。
仮に誰かに情報提供する場合、メモを取る!って事ですね。
4,健康診断書を会社が預かるには本人同意が必要
従業員を雇っている場合、「要配慮個人情報」という物が出来ました。
フリーランスの場合は人を雇っている人は少ないと思うので詳細は端折りますが、
要はお客様の情報だけじゃなく従業員の情報も大切に扱おうという事。
5,オプトアウトの届出がより厳格化された
オプトアウト(同意なしに提供出来る特例)する際、個人情報保護委員会への届出が必須となった。
同時に、第三者提供の事実、その対象項目、提供方法、望まない場合の停止方法などを、あらかじめすべて本人に示さなければならない。
6,「個人情報」の定義を明確にした
これまで、グレーゾーンになっていたものも対象だよという事
「指紋認証・顔認証データ・パスポート番号、免許証番号・端末ID・機器に関する情報、マイナンバー」
取扱配慮が必要なものとして「病歴・犯罪歴・被害歴・人種・信条・社会的身分」などの情報も。
まとめ
他にもまだ細かい点は改善されたのですが、要は
- 個人情報はかなり慎重に扱う
- 目的以外の事に絶対に使わない
- 人に教えない
事を徹底する事を守れば基本的に問題になる事はないでしょう。
ただ、これから更に厳しくなるのは確か。
「知らなかった」では済まされないので、私もこれから更に勉強して記事を追記していきたいと思います。
更に細かく知りたい方はこちらから
スポンサーリンク
コメント